具体的な戦略が描けていないのが実情だ。

澪里です、ロス氏がNAFTA再交渉で視野に入れるのは、域内の部品調達比率を定めた原産地規則の引き上げだ。
NAFTAには中国製や日本製部品でクルマをメキシコで生産し、米国に関税ゼロで出荷する抜け穴がある。
乗用車なら域内での部品調達比率が62.5%を超えれば関税がゼロになる。
この比率を引き上げ、域外品を締め出すとの考えだ。
米国の政府調達からメキシコ製 品を除外しバイアメリカンを強化する案もある。
ただ、それだけで年600億ドル強もの対メキシコ貿易赤字が抜本的に減るとは考えにくい。
強硬的な関税引き上げに動けば、世界貿易機関の協定違反ともなり、貿易戦争を招きかねない。
NAFTA再交渉は、落としどころがみえているわけではない。
トランプ政権はTPPからの離脱も決めたが2国間交渉に軸足を移すとする通商戦略も固まっていない。
2月10日の日米首脳会談では、2国間自由貿易協定の議論に触れずじまいで終わった。
米国が年700億ドル弱の貿易赤字を抱える対日協議は、本来は政権の優先課題になるはずだ。
中国は世界で最も保護主義的な国だ。
ロス氏はそう主張し、中国との貿易不均衡の是正にも意欲をみせる。
中 国の高関税の引き下げや、輸出補助金の撤廃などを求めていく考えだが、対中交渉も具体的な道筋は固まっていない。
トランプ政権は商務長官の承認が遅れた上に、実務部隊であるUSTR代表に指名されたライトハイザー氏は、指名公聴会すら開かれていない。
商務省、USTRとも組織の立ち上げが大幅に遅れており、具体的な戦略が描けていないのが実情だ。
通商政策の司令塔として設置した国家通商会議もほとんど稼働せず、トップのナバロ氏も役割が見えてこない。
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